3月17日、中国検索大会(Search Engine Strategies)に出席した阿里巴巴(アリババ)/Yahoo!中国のCEO?馬雲(ジャック?マー)氏は、「現在の検索はエンジニアの遊びであり、ユーザーの真のニーズを十分に考えていない」と述べた。
検索大会ではあったが、馬氏は検索を過度に称賛せず、主に**電子商取引(EC)**について語った。氏は「検索はあくまでツールで、私たちの生活を変えるのはインターネットそのものだ」とし、Yahoo!中国を買収したのも「ECの発展に検索が欠けており、それが成長の阻害要因になる」と考えたためだと説明した。
買収後も、阿里巴巴の今後5年間の中心は**EC事業**であると強調。これは中国の中小企業にとって極めて重要で、阿里巴巴は多くの雇用を生み出せると述べた。さらに「もし阿里巴巴が倒れれば、**30~40万社**の中小企業が連鎖的に倒れるかもしれない」と指摘。事業には原則が必要だとして、オンラインゲーム産業を例に挙げ、「中国にとって有益とは言いがたい。自分の息子にゲームをしてほしくないし、他人の息子がゲームで浪費することでお金を稼ぎたくもない」と語った。
また、Yahoo!中国の検索事業については、「Yahoo!中国は国内で1位でも2位でもない。**本当に課題があるのはGoogleと百度**だ」と発言。自社のポジションを、当時の流行語を用いて「**俺は“流氓(ゴロツキ)”。誰が怖い?**」と自嘲気味に表現した。
同時に、「Googleは偉大な会社で、検索市場をここまで広げたことはどの企業の羨望も集める」と評価。そのうえで「仮に検索が“ゲーム”だとするなら、今は**Googleのゲーム**。阿里巴巴がこのゲームに参入する目的は、**ゲームのルールを変えること**だ」と述べた。(張凱鋒/文)