Googleはこのほど動画共有サービスを見直し、より多くのユーザーを惹きつけることで、新興のYouTubeが握る市場の主導権に挑もうとしている。
AP通信によれば、火曜日の夜に実施された見直し以前は、Googleサイトに動画をアップロードするにはPCに専用ソフトのインストールが必要だったが、今回の変更でこの手順は不要になった。
また、アップロードした動画がページ上に表示されるまでの時間も短縮された。
Google VideoのプロダクトマネージャーであるPeter Chane氏は、従来はユーザーが自分の動画をGoogleサイトで見られるようになるまで最長24時間待たねばならないことがあったが、今ではアップ後ほどなく共有できるようになったと述べている。
オンライン動画は今や一段と人気が高まっており、Googleは自社よりはるかに規模の小さいYouTubeに対してこの市場での挑戦を試みている。
米カリフォルニア州サンマテオに本拠を置くYouTubeは、サービス開始からわずか1年で「文化的現象」に成長した。YouTubeによると、同サイトでは毎日4,000万本超の動画が視聴されているという。
一方、Googleは自社動画の視聴数を公表していない。
調査会社Nielsen/NetRatingsのデータでは、今年4月、YouTubeは米国で1,250万人のユーザーを集め、動画サービス市場で首位に立った。同期間におけるGoogleの同サービスの訪問者数は730万人で、YouTubeのほか、MicrosoftのMSN、News Corporation傘下のMySpace.comにも後れを取っていた。(云雀)